《学校の概要》
本校の沿革を辿ると、昭和22年の学制改革により深川町立深川中学校として創立され、同28年に深川中学校大畑分校が独立校舎となり、閉校を迎える平成17年まで続きました。そして、平成28年に俵山中学校が本校に統合し、現在の深川中学校となりました。
本校は山口県の西北部位置し、日本海に面しており、長門市の中心部にある全校生徒314名の中学校です。
長門市はコミュニティ・スクールや「地域協育ネット」の仕組みを活かしながら、9年間の小中一貫教育を推進しています。また、童謡詩人金子みすゞさんの生誕地であり、金子みすゞさんの感性やまなざしを基調とした教育が大切にされています。
本校は、「俵山・深川みすゞ学園」として、深川小学校、向陽小学校、俵山小学校と緊密な連携を図りながら学園目標(学校教育目標)である「未来を切り拓く人間性豊かな子どもの育成」をめざしています。
本校の校訓は「勧学」です。学ぶことを勧め励ます、自分を変え、自分を高めていくためには、学び続けることが一番大切であることを意味する言葉です。めざす生徒像は、「学問を大切にする生徒」「人を大切にする生徒」「物を大切にする生徒」「時を大切にする生徒」で、その具現化をめざし教職員が一丸となり教育活動に取り組んでいます。
本校生徒は、明るくのびのびと生活しており、授業や生徒会活動、ボランティア活動、部活動等に積極的に取り組んでいます。特に本年度は、軟式野球部が初めて県選手権大会を制し16年ぶりに中国大会に出場するなど、部活動においても輝かしい成果を残しています。
本校職員の強みは何と言ってもチームワークです。そして、どの職員も生徒が大好きで教育に対して熱き思いをもち、一点の曇りなく生徒と真摯に向き合っています。また、本校は「生徒の姿で教育の成果をみせる」ことを経営理念に掲げています。「みすゞさんの心」を大切に、コミュニティ・スクールのよさを活かしながら、思いを同じくする保護者や地域の大人のつながりをさらに広げたいと考えています。
「チーム深川」、素敵な大人たちの「本気」を生徒たちにもっともっと見てもらえるよう頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
校 長 白 澤 真 史